受給請求の検討をする

医者

受給がもたらす恩恵

うつ病の初診日の時点で厚生年金に加入している人でも、障害年金の申請で最低ラインの3級に該当しない場合もあります。その際、保険料の納付要件を満たしていれば、一時金として障害手当金が支給されます。また、すべての障害年金受給者において、金融機関で年金証書を提示すると、利息への税金免除の制度が利用可能です。有利な利息の福祉定期預金や特定贈与信託などの優遇も受けられるようになります。生活保護というのは、最終的なセーフティネットとして、他法優先が原則です、そのため、生活保護の申請の前に障害年金が受けられないかの確認がとられる仕組みです。うつ病により障害者というレッテルを貼られるのではないかと考えられがちですが、年金受給も経済的自立のひとつの方法と捉えるといいでしょう。障害年金を申請すべきか、自分に受給資格があるのかは、精神科ソーシャルワーカーなどに相談することが大事になります。医療機関によっては、常駐していないこともあるため、その際は社労士などに相談にいくことが大切です。

うつ病に苦しむ人の多くは、仕事や日常生活を送る上で、何らかの制限のもと暮らしています。この制限が加わる度合いによって障害の程度というものが決まり、障害年金を受給できるか否かも決まってきます。うつの治療が長引くことで、たくさんの人が経済的な厳しさを抱えているというのも事実です。働くことができなかったり、不安定な条件で働かざるを得ない人も多いからです。そのため、経済的な面でも日々の生活の面でも家族に頼った生活を送っている人がほとんどになります。障害年金は、本人の就労や社会参加を支えますし、人間的な発達も促してくれます。実際に、障害年金の受給により、ゆとりや安心感が生まれるという人も多いです。社会復帰に向けて、一人暮らしを始めたい、趣味を持ちたい、デイケアの日数を増やす等、自分の生活における選択肢を増やすことも可能です。また、受給することは、本人だけでなく家族の経済的負担を軽減することができます。そのことで、家族にも精神的ゆとりが生まれ、親密さや結びつきを強めることも可能になってきます。